スノーピークビジネスソリューションズのコンセプト

脳は常に外の環境から刺激を受けて動いています。遮断されたオフィスでは、刺激が少なく脳が活性化されないとも言われます。海外ではクリエーティブな企業ほど、大自然の側にオフィスを構えるのもそのためかもしれません。閉ざされた会議室にはない、風や木や草の香り、鳥や虫の声がくれる圧倒的な解放感が、脳を刺激し、ポジティブな議論を生み出し、テントの中では自然と笑顔になれるから、いつもとは違う発想が生まれるのです。本質的な議論が求められる企画開発型ミーティングや、イノベーションを生み出すための合宿、環境について考える会議などに、ぜひキャンピングオフィスをご活用ください。

同じ釜の飯を食うという慣用句のように、共通体験が多いほどチームは活性化します。テントやタープの設営は最高の作業。天候や土の硬さ、地形も考えてより早く美しく建てるために仲間と息を合わせる、わずか30 分程度でそんな共通体験ができます。いつもは目立たないあの人が、テント張りが上手だったり、いつもなんでもできるあの人が、火を起こすのが苦手だったり。オフィスにはない作業が、社員の意外な個性を引き出します。本音を語り合える焚火トークも、コミュニケーションを親密化し、一人ひとりの距離を一気に近づけてくれます。

未来の社員のことを考えなければならない時に、目先の事情ばかり見て誤った判断をしてしまう。経営を左右する大きなビジョンを、閉ざされた会議室で議論するのはとても危険です。大きな目線を持つために、豊かな自然の中へ行きましょう。自然の中では、会社での肩書きがあまり意味を持たなくなりますから、一人ひとりがフラットな関係でつながることができる。そして気持ちいい自然の中では、企業の未来の話や社員の人生の話がしっかり伝わり、記憶に残ります。目指すべき未来や、大きなビジョンを共有する経営陣の合宿や、マネジメント研修などにも、キャンピングオフィスを、お試しください。

在宅勤務やテレワークなど、会社の外で働くワークスタイルがますます増えていく時代です。これからの働き方に本当に必要なのは、セキュリティを不安視しすぎることなく、社員を信じて会社に縛りつけない経営側の覚悟ではないでしょうか。社員を疑い、管理しすぎる企業に創造的人財はなかなか育ちません。キャンピングオフィスをテレワークの本格導入、クラウドの本格活用とともに、社員との新たな関係性の構築のきっかけとして、戦略的にご活用ください。

設営と撤収をともなうキャンプ場では、立つ鳥跡を濁さずの言葉通り、すべて自分たちの責任で行動しなくてはなりません。それはいわば自然と人間の間にある当たり前のルール。使った道具をきちんと片づける、足りないものは補充する、次に使う人のためにその場所を美しく保つなど、次に何をしておくべきかを常に考え続ける機会が、チームのクオリティや仕事のクオリティを高めてくれます。新人研修、採用面接などにも、キャンピングオフィスは効果的です。

たとえばキャンプ場に建てたテントで、お母さんと子どもがのんびり遊んでいる。お父さんはすぐ側でそれを見ながら、タープの中で仲間と仕事の打ち合わせをしている。そんなワークとライフがつながる働き方も、キャンピングオフィスなら可能です。もちろん社員が会議で使うテントや道具を会社が管理して、社員とその家族が週末のキャンプに使うこともできます。福利厚生としても価値のあるキャンピングオフィス。社内で保養所を保有するよりもはるかにローコスト。もちろん社員旅行にも、ご活用いただけます。

災害大国日本。万が一の時にとても大切になるのは、実はチームワーク。想像を超える特殊な状況でも社員たちが協力できるかどうかです。キャンピングオフィスは、普段から予想外の出来事や新しい取り組みに対して、みんなで協力する風土を育てることができます。少しぐらいの不便に対しても動じない姿勢や、愚痴を言うだけでなく自らできることを探す自主性も育てます。災害時にも事業を継続させるBCP（Business continuity planning）が求められる今、テントやキャンプ道具を所有し、普段からそれを使うことは、災害時の確かな備えになるのです。