OUR STORY

セキュリティサービス
誕生のきっかけは、
自らの体験にありました。

スノーピークのミッションステートメントには、「私達は、自らもユーザーであるという立場で考え、お互いが感動できる体験価値を提供します。」という言葉があります。私たちがセキュリティサービスをスタートした背景には、まさに自らがユーザーとなった体験がありました。

私たちはより豊かな働き方を実現するため、自社にクラウドサービスを導入しました。 働く場所やデバイスの制限が取りはらわれ、創造的で多様な働き方ができるようになった一方、 セキュリティ対策については課題が残りました。 セキュリティの機密性や安全性を強化しようとするほど、働く環境の管理が必要となり、豊かに働くための自由さや柔軟さは失われていってしまうのです。 リモートワークの拡大に伴ってサイバー攻撃の脅威が増しているなか、従来型のセキュリティ概念では立ち向かえないことを実感しました。

そもそも、従来の境界型セキュリティは、社員の働き方に制限を設けるもの。社員がいきいきと主体的に働き、新しい事業を生み出していく組織でありたいと考えるのであれば、セキュリティがその創造性を閉じ込めてしまうようなことがあってはなりません。いつでもどこでも働ける環境を整え、社員の可能性を引き出すことができるセキュリティ基盤を構築したい。そんな思いから、社内のセキュリティを境界型から免疫型へ移行する決断をしました。

セキュリティを移行したことをきっかけに、なぜ免疫型セキュリティが必要なのかを、テクノロジー関連部署だけでなく、他部署にも共有し、社内全体でITリテラシーの強化に取り組んでいます。社員みんなが免疫型セキュリティに込めた思いを理解し、同じ方向を向くことで、組織力はさらに高まっていくと思っています。